大切なペットを亡くした心を癒してくれるスピーカー「ショコラ」
子どもの頃、ラッシーというコリー犬を飼っていました。初めてラッシーと出逢った時の感動は今でもラッシーの匂いとともに忘れられません。
父がまだまだ小犬のコリー犬を子どもたちの情操教育のためにと、買ってきてくれました。とても小さかった私たちは、動いてキャンキャン啼く生き物にどう接したらいいのかわからず立ち往生です。両親が「こうやってなでるのだよ」「こうやって話しかけるのだよ」「こうやってお水をあげるのだよ」「これが餌だよ」などなどいろいろ教えてくれました。
まだ名前のついていないコリー犬。名前は何がいいかしらということであっという間に決まった名前はその名もラッシー。有名な不屈の名作「名犬ラッシー」からの命名そのままです。
ラッシーとともに過ごした日々は笑いあり涙ありたくさんの思い出で詰まっています。しかし、すべて省略して一気にラッシーを亡くした時まで時間軸を動かします。
ラッシーは静かに亡くなりました。どうやって小屋から出たのかわかりません。母が餌をあげに行ったら小屋におらず、庭を探したところ、物干竿の下で最期を迎えていました。
学校から帰宅した私はいつものように元気よく「ただいま!」と玄関を開けおうちへ入ります。いつも返ってくる母のやわらかな声の「おかえり」がありません。どうしたのだろう、なにがあったのだろうと心配しながらリビングへ行きます。あり得ないことに、母がソファーに横になりとても小さな声で「おかえり」とつぶやきます。「どうしたの?」。母は泣いています。「ラッシーが、ラッシーが・・・死んじゃったの」
今でもとてもリアルによみがえります。思い返すだけでもなみだがあふれます。なぜそのようなことを思い出したのかといえば、お気に入りのスピーカーたちのことを思っていたからです。
私たち音空間の扱うスピーカーは、よくよく見ていると、なんだか大切なペットと通じるところがあるのです。ペットは毎日お散歩にも連れいかなくてはいけません。餌やお水もあげなくてはなりません。家を空けることが出来ず旅行も制限されます。しかし、スピーカーはその必要はありません。存在としてはとても愛しく、日々の生活になくてはならないものですが、手間は全くかかりません。電源を入れて切る。日々拭くだけです。
そしてなにより、大切なペットを亡くし、日々途方にくれる方々を深いところから癒してくれるとふと今日思い至りました。
大切なペットを亡くされたみなさま、ぽっかり空いた心の空洞を癒しのスピーカーショコラの奏でる音楽で優しく埋めてゆかれませんか。日々大好きな音楽を、次はなにを聴こうと思いながら自然と選曲している日々はそれはまたとても豊かで幸せな毎日です。
絵理香
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まだお聞きになられてない方は、ぜひ一度その素敵な音を聴きに来てください。
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