一瞬で恋に落ちる一曲 the indigo – Blue & bivouac
カゲエはコンパクトで持ち運びに最適な波動スピーカー。いつでも、どこでも、どこにでも持ち運べるポータブルなスピーカーです。
その小さなボディからは信じられないくらいパワフルな音質を聴かせてくれます。
そんなカゲエにこの夏に相応しいアルバムを紹介します。
それは僕が高校3年生の卒業を間近に控えた2月。たまたま、夜中に目が覚めて、その正月にお年玉とおこずかいを貯めて買ったコンポのスイッチ入れました。
地元FMで、たまたま流れてきた曲に夢中になり心を奪われました。
名前も知らない、初めて聴く曲。
だけど、どこか懐かしい感じに包まれて、僕は一瞬で恋に落ちました。
ラジオから流れてきた曲名はthe indigoのBlue。
いつもはめんどうくさがってメモさえ取らない僕が、珍しく鞄にしまっていたペンとノートを衝動的に取り出して、その名前を殴り書きしたのを覚えています。
翌日、学校の帰りに、そのメモを頼りに駅にあったCDショップに立ち寄りました。
目指すindexはイ。the indigo初めて聴く名前だけど、この小さなCDショプにあるのかなと思いながら探したら、たまたま本日入荷のコーナーで、このアルバムを見つけました。
運命の出会いでした。
可愛いいポップな絵柄がジャケットに使われています。
その後、地元の大学に入学した僕はこのアルバムを曲を何度も繰り返し聴きました。
このアルバムで、おススメするのはNo.1のアルバムと同タイトルの『Blue』。
聴いているだけで、子どもの頃のような無邪気な感覚に包まれます。
軽やかなギターのイントロで始まり、ボーカル田岡美樹さんの透きとおるような歌声が奏でられます。
出だしの 『子どもの頃の夢の続き 何色の絵具で塗りますか これだけじゃまだ足りないでしょうか』
という歌詞は子どもの頃に、勉強を全くせずに、未来に夢を膨らませていた僕の純粋な気持ち。もちろん今も楽しいけど、あの頃のインターネットも何もなかったけど、テレビから連想した夏の鎌倉を空想して、物思いにふけっていたあの頃。
実際に、この軽かだけどhappyを感じさせてくれる曲は当時八景島シーパラダイスのテーマ曲として使われていたようです。
完全に余談ですが、田岡さんはお隣広島県のレコードショップでアルバイトをしていたらしく、たまたまアメリカで知り合った人が彼女のことを良く知っており、不思議な縁を感じました。
次に紹介する曲は、別のアルバム『bivouac』に収録されているRock with you。超有名なKing of popsマイケルジャクソンの名曲を日本のthe indigoとUKのREALとが一緒にカバーしました。
原曲のカタを残しつつ、透明感あるボーカルがアレンジしています。この手触りは、爽やかという表現がピッタリです。
心地よ過ぎて、何度も聴いているうちに歌詞を全部覚えてしまいました(笑)。
マイケルジャクソン追悼のアコースティックアルバム「MJ Acoustic Covers ~Tribute to Michael~ R.I.P.(1958-2009)に日本代表として唯一、the indigoが参加しています。
カゲエに合う音楽としてthe indigoの『Blue』 と『bivouac』を紹介しました。
どちらとも、お部屋の窓を開けて、初夏の涼しい風が吹き抜ける中、カゲエのお供としてぜひ聴いてみてください。