新しい恋に進みだすバイオリンの音色。Naoko Terai – Pure Moment

ショコラは弦楽器にとくに強みを発揮します。バイオリンとの相性が抜群です。

バイオリン演奏の中でも、ショコラとベストマッチするのがJazzバイオリニストの寺井尚子さんの作品です。

寺井尚子さんは日本でJazzバイオリンという分野を開拓してきたパイオニア。 Jazzバイオリン界の女王として、今も一線で大変ご活躍されています。

ご本人をご覧になった方はご存知かと思いますが、曲の熱量とバイオリンを奏でる時の身体性はまさに芸術であり艶を感じます。とくに、曲が終わって弦を天空高く射抜く姿は女神。

今回は寺井さんの作品の中でも初期のアルバムPure Momentをご紹介します。

この中でもおススメな曲は次の2曲です。

No.5のSpainとNo.7のFirst Loveです。

まずはSpainからです。 ご存知の方も多いかと思いますが、Spainは天才ピアニストチックコリアの代表曲です。 聴いたことがある方も多いでしょう。

これを寺井さん風に調理してみました。

まずイントロ(前奏)はバイオリンの小さな音から、徐々にテーマ(本編)へ向けて切り拓いていきます。

イントロでは、小さく優雅に舞い、静を感じさせます。

静で優雅に舞ってから、ダイナミックにテーマへ。

あのおなじみのメロディが展開されます。

躍動感あふれるテーマでは、音が空高く伸びていくような感覚に包まれます。その旋律は情熱の国、太陽の国スペインそのものです。

情熱と太陽は空高く舞い上がって、エンディング(終盤)で徐々にフェードアウトしていきます。これは日没ではなくて、太陽がその勢いを保ちながらスーッと過ぎ去って行くような感覚を覚えます。

次のNo.7は宇多田ひかるさんのFirst Loveを寺井さん風にアレンジしてみました。

原曲のしっとりしたメロディーを残しつつ、Jazzy に表現しています。

このメロディをショコラで聴くと実際に過去の恋愛(失恋)体験を思い出して涙を流す方がいるかと思われるくらいの臨場感です。 ※私ではありません。念のために。

過去にそういう女の子がいました。なので、失恋中の方は覚悟して聴いてください。

原曲の歌声とはちょっと違って、バイオリンで曲全体に厚みを持たせています。

イントロが繊細なドラムス、そしてピアノへ、やがてバイオリンへと繋がっていきます。この一連の流れが優雅にうねりとして表現されています。

また間奏の部分を聴くと、夜空を見上げてそのまま吸い込まれそうな感覚を覚えます。

再び、おなじみのテーマが繰り返されると、『ああ、あんな時もあったな。だけど新しい恋に進もう』と、優しい決意に促されることは間違いないでしょう。

以上、簡単ですがアルバムPure Momentから2曲にフューチャーして解説しました。


ピュア・モーメント

その他にも、寺井尚子さんは様々な曲をリリースされています。躍動感あふれる情熱的な曲から、しっとりとしたバラードまで、大人のJazzを醸し出してくれます。

どれもショコラとの相性は抜群です。

ご興味を持たれた方はぜひ、寺井尚子さんご本人の生演奏を聴いて、その後、ショコラで繰り返し聴いて、その余韻に浸って頂ければと思います。

 

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